メニュー

コンテンツへスキップ
  • トップページ
  • 出版楽譜一覧
  • コパンの活動
  • 小金高校吹奏楽部OBOG活動記録
  • かいちょうの独り言
  • 演奏会等のお知らせ
トップ
›
音楽との日々
›
趣味か仕事か

趣味か仕事か

 人生の中で何度か選択を迫られたことがあります。それは、音楽を仕事にするか否か。

 最初は大学進学のときですから、既に気持ちは決まっており、迷わずに「音楽は趣味で!」と言えました。
ところが二度目のときは就職先での事なので、正直困りました。

 当時、私が勤務していた某市役所では交通安全課に「婦人交通指導員」という部署あり、主に学童の交通安全指導などをしていました。
その指導員で音楽隊を作ろうと言う話が起き、市役所内で吹奏楽やってる人として認知されていた私に白羽の矢が飛んできました。
いわば、職務命令の人事異動です。
 とは言うものの、趣味を仕事に結びつける訳なので、本人にも承諾の機会が与えられました。
 「仕事として、吹奏楽や音楽の講習会にも出席してかまわない」という条件まで付けられ 「音楽は趣味で続けよう」というつもりの私は大いに迷いました。
すでに、市は予算で楽器まで購入しています。
事は既に動き始めていたのです。

 結論として、自分は「立ち上げに協力はする。しかし、所属は以前のままで仕事を続けたい」という意思を伝えました。
その、代わりとして、私の中学時代の友人を指導者として紹介することになり、彼は臨時職員と言う肩書きで、音楽隊の指導をすることになりました。
この時も練習場所は柏中でした。

若い頃には、それほど感じなかったことですが、歳を数えるに連れ、少しづつ「アマチュアのならではの幸せ」というのを心から感じるようになりました。
50代半ばを過ぎた今、音楽を趣味として過ごして来た道を振り返ると「アマチュアとしての自分のポジション」「アマチュアとして自分が残せるもの」「自分の人生を充実させる活動」ということをいつも考えていました。

 遡れば、高校生の頃に「音楽の道に進むのか」どうかを訊ねられたとき、「音楽を仕事にはしたくない」と決めたときから始まっていたのでしょう。

 私がアマチュアである幸せを感じるひとつに、後輩やメンバーたちと「人として」接する時間が豊富に得られたことがあります。
皆の前に(指揮者として)立つことによって、音楽をしながらメンバーと(音楽以外の)コミュニケーションをとることができました。

メンバーの表情を見ていれば、「今日は調子悪そうだ」「何か不満がありそうだ」などすぐに判りますから、そういったときには、自分から話しに行くことにしています。
何かグレーな空気を感じたら自分から入って行って見極めることが大事だということは、「膨大な数の後輩たちと接した経験で得た」、自然に身に着いた行動です。
それを積み重ねることによって得た無形の資産は、私にとって何物にも替えがたい貴重な物であり有益な経験です。

 アマチュアがプロと異なる点のひとつに、「音楽技術の上手下手」が社会人としての人格とは結び付かないという点があります。「高校の先輩後輩」の絆から仲間や友人に自然に変化する様な関係が私の理想です。

 プロであれば「楽器の音色が汚い」「音程が悪い」「指導が下手」などは直に「音楽家」としての格が下がり、いくら「素晴らしい人間性」であっても演奏家としての評価は下がり「努力」は評価はされません。
 アマチュアは、社会人としての評価が第一で、趣味の技量が劣っていても「努力」は評価されます。たとえ小さな結果でも「努力」は大きな満足感をも与えてくれます。
 アマチュアは「人間性」に問題があれば、いくら演奏技術が優れていても、社会人や仲間として嫌われます。

 中には、プロ志向のアマチュア団体もあり、わずらわしい人間関係よりも、音楽という趣味の目的だけを追求したいという姿勢の人たちが「高い目標と技術向上」を目指して頑張っています。これも一つのあり方だと思いますが、社会人という土台は同じです。
 人間性を重視する団体と技術を重視する団体との主旨が分かれるところですが、どちらも趣味の世界であり、それぞれ求めるスタイルが違うだけであり、音楽の懐はそれらを包み込むほど深く広いものである筈です。

 プロの音楽家の中には、アマチュアを相手にする際に同じやり方で臨む者がいます。
アマチュアに音楽を伝えるということは、相手に応じて分かりやすく丁寧に伝える事が必要であり、それを納得したうえでアマチュアからお金という対価を頂くのが仕事です。その辺を分かってないプロは意外と多いものです。
 一般社会人の音楽活動の場で仕事をするのなら、それなりの対応術を勉強するのは最低限の条件です。
 不用意な一言で、アマチュアから音楽を奪うような人を見受ける事がありますが、音楽を嫌いにさせるような者は音楽家失格です。

 音楽は音楽家だけのものではありません。誰もが自由に自分の生活に合わせて楽しむために生まれてきたものが音楽であると私は思います。

2020年09月06日

NEW

新刊案内

オッフェンバック作曲の喜歌劇「天国と地獄」より、フレンチカンカンを原調で編曲しました。
一般的な吹奏楽編成で、特殊な楽器はありません。
演奏会のアンコール向き。

この楽譜は

MUCOME

で、ダウンロード販売しています。

2023年10月31日

新刊案内

ドリーブ作曲 バレエ組曲「シルヴィア」より「バッカスの行列」吹奏楽版が出版されました。原調より半音高く移調して、吹奏楽で演奏し易い調にしてあります。

ヨハンシュトラウス2世作曲の「トリッチトラッチポルカ」の吹奏楽版が出版されました。
原調より半音高くして、吹奏楽で演奏し易い様にしてあります。

極小編成用の楽譜、今回はスーザ作曲の「シカゴの美人」を出版しました。

これらの楽譜は

MUCOME

よりダウンロード販売により安価に購入できます。

2023年10月18日

新刊案内

タンホイザー大行進曲の吹奏楽版が出版されました。原曲より半音下げた変ロ調のアレンジになっています。編成は一般的な吹奏楽編成で、ダブルリード楽器は各1パートにしてあります。

ペールギュントより第2組曲 全4楽章を吹奏楽編成に編曲しました。編成は標準的な吹奏楽編成で、ダブルリード楽器は各1パートになっています。1.花嫁の略奪・イングリットの嘆き2.アラビアの踊り3.ペールギュントの帰郷・海の嵐4.ソルヴェイグの歌の全4楽章です。3.4楽章は#が多いので1音下に移調してあります。

MUCOME

よりダウンロード販売になります。

2023年09月08日

新刊案内

ハレエ組曲「シルヴィア」の小編成吹奏楽の楽譜を出版しました。楽譜販売はバレエ組曲「シルヴィア」の小編成吹奏楽譜です。内容は、1.前奏曲と狩りの女神2.間奏曲と緩やかなワルツ3.ピッチカート4.バッカスの行列の4曲から成る組曲です。
編成はフルート2、オーボエ、バスーン(オプション)、クラリネット2、アルトサックス2、テナーサックス、バリトンサックス(オプション)、トランペット2、ホルン2、トロンボーン2、ユーフォニアム、チューバ、打楽器(最低2名)ですが、トランペット、ホルン、トロンボーンは3rdのパートも付属していますので各団の編成に合わせて使用してください。最小19人~30人程度で演奏可能な楽譜です。
より、2,500円(税別)でダウンロード販売しております。楽譜はA4サイズPDFで405ページ(フルスコアとパート譜セット)です。

・全4楽章カット無し、移調あり)

MUCOME

よりダウンロード販売となります。

2023年03月06日

新刊案内

過去にダウンロード販売していた「カルメン」組曲に、新たに「前奏曲とアラゴネーズ」と「闘牛士の歌」の2曲を追加出版しました。
楽章ごとのダウンロード販売なので、必要に応じてご利用ください。編成は小編成~中編成です。販売は「ミューカム」からのダウンロード販売になります。

MUCOME
2022年11月30日

新刊案内

ヨーゼフ・シュトラウス作曲 ワルツ「天体の音楽」の小編成吹奏楽の楽譜が出版されました。ヨハン・シュトラウス二世の弟であるヨーゼフの作品の中でも最も多く演奏されているワルツを是非演奏してみては如何でしょうか。
楽譜は「ミューカム」でダウンロード販売になります。

MUCOME


2022年09月24日

新刊案内

・マスネ作曲 組曲第4番「絵のような風景」の出版準備ができました。
小編成でも演奏可能な様に、オプションパートを設けてあります。
テレビ番組のテーマに使われたこともあり、クラシックのオールド・ファンには懐かしい作品だと思います。
楽譜は「エムツープラン社」から出版されます。



・行進曲の名曲「旧友」を14人で演奏できる極小編成で編曲しました。
出版は「ミューカム」からダウンロード販売されます。

MUCOME

 

2022年06月19日

新刊案内

・歌劇「ルスランとリュドミラ」序曲(原調)の小編成吹奏楽の楽譜が出版されました。
勢いのある短い序曲なので、演奏会のオープニングやアンコールに相応しいと思います。
 最小19人で演奏可能ですが、オプションパートや木管楽器を増やした25名前後が最適です。
 オーボエ、ファゴット、バリトンサックス、コントラバスはオプションパートとなっていますので、無くても支障が無いように編曲してあります。

楽譜は「エムツープラン社」から出版されています。

 

 

2022年02月02日

新刊案内

・往年に親しまれた エロール作曲 歌劇「ザンパ」序曲の小編成吹奏楽の楽譜が出版されました。中間部分はテレビ番組のテーマに使われていたので、年配のクラシックファンには懐かしい曲です。25人ぐらいが最適な編曲ですが、木管楽器が増やせれば更に魅力が増すと思います。
こちらの楽譜は「エムツープラン社」から出版されています。

 

・スーザの「忠誠」行進曲の12名~15名で演奏可能な楽譜です。
なかなか人数が集まれない吹奏楽団や、訪問演奏中心の極小編成楽団に最適です。
こちらは楽譜ダウンロードサイト「ミューカム」で入手できます。

MUCOME

 

2022年01月12日

新刊案内

チャイコフスキー作曲 交響曲第1番~第4楽章(小編成吹奏楽)※最小23名
ドヴォルザーク作曲 スラブ舞曲第9番(小編成吹奏楽)※最小23名
の楽譜が出版されました
小編成のスクールバンドや、コロナ過で全員が集まれないアマチュアバンドで使いやすい様に編曲しました。
オプションパートを使用して最大40名くらいの編成まで利用できます。

この楽譜はダウンロードサイト「ミューカム」から販売しています。

MUCOME

 

2021年11月18日

新刊案内

バレエ音楽「赤いけしの花」~クーリーの勝利の踊り、ワルツ、ロシアの水兵の踊り(グリエール作曲)が出版されました。
最小で21人+打楽器の編成で演奏できますが、打楽器が多いので人数が足りない部分は3~4人で分担して演奏してください。
オプションパートを使用して40名くらいの編成でも使用できます。

演奏時間は12分程度なのでカットしてコンクールにもご利用いただけます。

この楽譜は「エムツープラン(M2Plan)社」から販売しています。

 

2021年10月26日

新刊案内

ワルツ「南国のバラ」(小編成吹奏楽)(22人以上)
ダウンロードサイト「ミューカム」より発売開始しました原調・ノーカット版の楽譜です。

MUCOME

 

2021年09月13日

新刊案内

バレエ音楽「白鳥の湖よりハイライツ」の小編成(22人以上)吹奏楽譜同じく「ワルツ」と「ナポリの踊り」(中編成向け)

ダウンロードサイト「ミューカム」より発売開始しました。新型コロナで人数が集まれない吹奏楽団や少人数の楽団でご利用できる様になています。

MUCOME

 

2021年05月18日

新刊案内

ハンガリー舞曲第1番(小編成吹奏楽)
エジプト行進曲(小編成吹奏楽)
スラブ舞曲第1番(小編成吹奏楽)
ここでご紹介している小編成吹奏楽の楽譜は殆どの曲が22名以上から演奏できます。オプション譜面が付いてますので、40名ぐらいの楽団まで使用できるようになっています。

この楽譜は、エムツープラン社から出版されています

 

2021年03月22日

新刊案内

歌劇「魔弾の射手」序曲(小編成)
ウイリアム・テルよりスイス軍の行進(小編成)
ハンガリー舞曲第6番(小編成)
アンダンテ・フェスティーヴォ
(サックス五重奏)(クラリネット五重奏)(ホルン六重奏)
行進曲「自由の鐘」(極小編成)
名誉の砲兵隊(蛍の光)行進曲 (極小編成)

上記の楽譜は、ダウンロードサイト

MUCOME

 


歌劇「運命の力」序曲(小編成)は
エムツープラン社から出版しています


2020年10月05日

メニュー

コンテンツへスキップ
  • トップページ

Copyright © 1986 Copains,Kogane_windensemble_OBOG,HatanoYoshimi All rights reserved.